人事労務ニュース
人事労務ニュース

文書作成日:2017/03/21

協会けんぽの健康保険料率・介護保険料率の見直し

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の健康保険料率および介護保険料率は、毎年3月分(4月納付分)から見直しが行われることになっています。今回、健康保険料率については各都道府県によって、引上げ・引下げ・据え置きとなり、介護保険料率は引上げ(全国一律)となりました。以下ではそれぞれの料率とその他の社会保険料率の変更見込みについて確認しておきましょう。

1.平成29年3月分からの協会けんぽの健康保険料率
 協会けんぽの保険料率は、平成21年9月より、全国一律の保険料率から、各都道府県支部別の保険料率に変更されています。平成29年3月分から適用される健康保険料率は下表のとおりとなりました。
 全都道府県のうち、もっとも高い保険料率は佐賀県の10.47%、もっとも低い保険料率は新潟県の9.69%となっており、佐賀県と新潟県の保険料は0.78%の開きがあります。これらは都道府県の格差が大きくなり過ぎないように、緩和措置が行われた上での保険料率となっていますが、平成29年度からその緩和措置が緩くなったため、これまでよりもさらに格差が広がっています。

2.引上げとなった介護保険料率
 介護保険の保険料率は毎年見直しが行われますが、平成29年3月分からは、全国一律で1.58%から1.65%への引上げとなりました。

3.その他の社会保険料率の変更見込み
 来年度のその他の社会保険料率については、労災保険率は昨年度から変わらず、雇用保険料率は引き下げられる予定となっています。雇用保険料率の変更は現在、国会で改正法案の審議中であり、今後、法改正が行われた後に正式決定されます。その動向も確認が求められます。

 社会保険料率は、企業によって若干徴収のタイミングが異なることもあります。料率の変更漏れがないように注意し、従業員に早めに告知を行っておきたいものです。

■参考リンク
協会けんぽ「平成29年度の保険料率の決定について」

厚生労働省「平成29年度「雇用保険料率」を引き下げるための法律案を国会に提出しました」

 

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。




注目の勤務間インターバル制度を支援する助成金2017/03/14
2017年4月より企業単位で任意加入が可能となるパートタイマーへの社会保険の適用2017/03/07
時間外労働の前提となる36協定の締結と届出2017/02/28
平成29年1月から通勤災害の範囲が見直されました2017/02/21
4月より引き下げられる在職老齢年金の支給停止基準額2017/02/14
労働時間の把握において重要となる新ガイドライン2017/02/07
長時間労働が疑われる事業場の66.2%で法令違反2017/01/31
1月より実施されている小売業、社会福祉施設等に対する労働災害防止推進運動2017/01/24
労基署是正指導により支払われた割増賃金支払額は過去10年間で最低水準に2017/01/17
大学卒業後3年以内で会社を辞める人は全体の31.9%2017/01/10
厚労省が実施した「過重労働解消相談ダイヤル」 相談の27.9%は家族からの相談2017/01/03
障害者雇用 雇用人数・実雇用率ともに過去最高を更新2016/12/27
インターネットで企業の社会保険加入状況が検索できるようになりました2016/12/20
11月15日に来年の裁判員候補者に対する通知が発送されました2016/12/13
特定求職者雇用開発助成金に新設された「生活保護受給者等雇用開発コース」2016/12/06

お問合せ

アドバンス社会保険労務士事務所
〒500-8463
岐阜県岐阜市加納新本町4-4
TEL:058-213-6622
FAX:058-278-3603
 
 

提携会社